I hope you get well soon.

10日ほど前に退院した叔母を見舞いに行った。
病み上がりの叔母でも少しずつご飯が食べられるように、
和久傳のおじゃこや鯛味噌茶漬けなど和煮をいくつかと、ほうじ茶を詰め合わせて。
ここは初めてお遣い物にしたが、パッケージが美しくて気に入った。
ロンドンに留学中の従姉妹も一時帰国しているので、Marks & webのプチギフトを。
何にするか軽く悩んだが、一応日本発なのでこれに。
しかし、肝心の先日作った梅肉エキスを忘れてしまった…。

少し前に指輪をプレゼントしてくれた叔母。
ごく初期の乳癌が見つかったと聞いていた。
すぐに手術し、ほんの少し切っただけで済んだそうで、一安心。
抗癌剤は一度だけ、副作用もなかったそうでほんとに良かった。
ただこれから放射線治療が始まるそうで、ちょっと不安がっていた。
それでも落ち着いて、努めて平常心で病気を受け止めているようだった。
心配性の叔母だが、少し大らかに変わったのかも知れない。
こちらが拍子抜けするくらい、よく食べ、よく出歩いているようである。元気元気!
留学中の従姉妹にも、久しぶりに会えたのが嬉しかった。

実はカナダの大切な友人、Doriさんからも卵巣に癌が見つかったとメールをもらっていた。
そして何と偶然にもその次の日、母から叔母も癌だと聞き、さらにショック・・・。
何故大切な人たちがこんな目に…と神様を本気で恨みたくなった。
2010070502.jpg
すぐにDoriさんから国際電話が。
メールと同じ、ポジティブな力強い声!
「私、絶対この病気を克服するからね!」
かえって私が元気をもらってしまった。
癌は、子宮筋腫の手術の時にたまたま
見つかったのだそうだ。
早期発見しずらいと言われている部位
らしいので、ある意味ラッキーかと。

カナダは癌に対する研究がかなり
進んでいて、少し意外なことに(失礼)
治療に関しては最先端なのだそうだ。
抗癌剤の副作用を抑える優れた薬が
あり、ほとんどの人は吐き気を感じずに
済むとのこと。スゴイ。
食欲がなくなるどころか、全く普通に
食べられるので、術後のんびりしていたらかえって太ってしまいそう、ですって!
さらに患者やその家族へのサポートシステムも、かなり優秀なんだそう。
今回の治療の95%(彼女が感じた値です)は国民健康保険でまかなわれ、
ご主人とふたりで月1万ほどの負担とのこと!
これがアメリカだったらぞっとすると、国境付近に住む彼女は胸をなで下ろしたのでした。
(写真は昨年7月、カナダのButchart Gardenにて、生命力あふれる花とDoriさん。)

彼女いわく、日本と比べるとカナダでは、癌は特別なものではなく
他の病気と同じような感覚で受け止められているようだとのこと。
髪はやはり抜けてしまったのだけど、カナダでは女性でもそのまま歩いているようなので、
彼女もかつらは作らず、スカーフを巻いて凌いでいると言っていた。
癌治療で髪が抜けるのは当たり前。なのでそのままにしているだけということ。
そのエピソードだけでも、癌は他の病気と同じ感覚で、特別扱いではないことが分かる。

彼女が何人かの日本の友人にメールをした時の、各々のレスが興味深かったという。
私などはご多分に漏れず、能天気な部類(笑)だったそうだが、
「あなたと過ごした何年間か、本当に楽しかった」と書いてきた心配性な人もいたようだ。
彼女を思うあまり、心配が行き過ぎてしまったのはよく分かる。すごく優しい。
色々な意味で、日本人らしいメンタリティを感じるエピソードではある。

とにかくDoriさん、叔母、ふたりともまだまだ人生をたっぷりと楽しむべき人!
そして他人事ではなく、いつ自分も同じようになるかなんて分からない。
私も定期健診だけはしっかりしようと心に誓う。皆さんもね!
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